美穂「すみません、先輩一つお願い事があるのですが」    2年生のリーダー格、美穂から声を掛けられる。 美穂「1年生たちがちょっと遅いので    一度呼びに行っていただけませんか?    いつも遅れるような子達じゃないんですけどね…」 美穂「私が行くよりも、先輩が行った方が    言うこと聞いてくれそうですし」    ここは断っても仕方がないので1年生たちを    僕が呼びに行くことに。

   この学校は女子相撲界では名の知れた高校らしい。    なんでも監督が有名な人だとか。    そういう経緯もあり    女子相撲部入部希望者が急激に増え    元々、男子女子共に同じ校舎を使っていたが    それも不可能となってしまい    急遽女子専用の校舎が建てられた。    そして僕は半ば強引に    ”女子”相撲部に入部させられたが    一応男だ。女子専用校舎に行くのはこれが初めて。    女子トイレに入っていくような    気分で少し恥ずかしい。 筑井「ここが、教室かな…?」    それらしい教室があったのでさっそく入ることに

美海「あっ!先輩丁度いいところに!」    教室はいきなりビンゴだったらしい。    ほぼ裸の彼女たち、    おそらくパンツは履いているのだろうが    贅肉が邪魔でほぼ見えない。    相撲部で裸をさんざん見てきているはずだが    やはり女性の裸を見るのは少々恥ずかしい。 筑井「美穂さんたちが待ってるから早く来てよ。」    裸であることを触れるのは少々危険だと思い    あえてスルー、着替えてたか    たんに暑さによるものだと    無理やり解釈することにした     美海「あれ、もうこんな時間だったんだ⁉」

美香「でも、今日は監督もいないし    ちょっと遅れても問題ないでしょ。」     華実「そうそう、せっかく    盛り上がってたところなんだしさ!」 筑井「君たちねぇ・・・・。」 美海「それより先輩ちょっと    こっちに来てくれませんか?」        一応彼女らが集まっている方へ向かう。    一つの雑誌をどうやら見ていたようだ。 美海「ほら、40Lサイズの新作ビキニですよ!    なかなか販売されるサイズじゃないんですよこれ」     美海「せっかく高校生になったしビキニに挑戦して    みようかなあって思って…。」     美香「今みんなで見ていたんですけど    先輩どれがいいと思います?」

筑井「いや、そんなことより…」 美海「そんなことよりじゃないですよ!!」 美海「夏の合宿に向けて気合入れないといけないんですから!」 筑井「合宿…?」 美海「そういえば先輩は知らないはずですよね」 美海「監督の故郷の島に夏休みの間、合宿に行くんですよ。    もちろん先輩も一緒ですよ!」 筑井「え…いや僕は…ちょっと」 美海「心配しないでください!旅費はこっちで準備するので」 筑井「いや、そういう問題じゃ…」 美海「とりあえず先輩が選んでくれたら私たちも    すぐ道場に向かうので選んでくださいよ!」 筑井「それじゃあ…これでいいんじゃない?」 筑井(てきとうに選らんどこ) 美海「それ私もいいと思ってたんですよ!やっぱり先輩とは気が合いますね!」 筑井「アハハ・・・」

   すると急に女子生徒たちから掴まれ    身動きが取れない状態になる。        まあもともと取り囲まれていたが     筑井「な、なんのつもりだ!?」 美海「先輩の察しの悪さは相変わらずですね」    いつもなら2年生とかがいて邪魔でしたけど、    ここでならやりたいこともできますし    あまり時間がないので急ぎますよ先輩!!」

美香「ちなみに雑誌はただのフェイク    先輩を教室の中に入れるための    道具に過ぎないです。    教室の外からだと取り逃がす可能性    ありますしね」     美海「ていうより、なんですかその不安そうな顔は!    別にへんなことはしないですから    心配しないでくださいよ」     美香「私たちがそんなことするように見えますか?」 筑井「…まあ、どっちかっていうと…。」 美香「ひどぉい!!    私たちのことそんな風に見てたんですか!!」 美海「部長とは違うんですから、全く」    ここで抵抗する意思を見せたところで    意味はなさそうだ…    仕方なしに話を聞くことにした。    無理やり性行為をやられないと分かれば    そこまで恐怖する必要性はなさそうだ。

美海「じゃあ、さっそく」 美海「じゃじゃーん!    それじゃあ身体検査始めまーす!」 筑井「え?なんで…?」    今までの経験を踏まえると最低でも怪我を    免れないようなことばかりやらされてきたが    安全なことをやらされるなんて    逆に怪しくに感じてしまう。 美海「ここに入学してからというもの    先輩みたいに小さい人見る機会もなくなったし」     美海「先輩がどれぐらい小さいのか知りたく    なったんですよ。」    普通サイズの女性はもちろん    この世界にも存在はしている。    当たり前の話だが彼女達のような    体格はレアケース。        一般の女性との体格差がありすぎて    この学校には一定以上のサイズがないと    女子は入校できないようになっていた。

美海「すご~~く身長高い人とか    すご~~く小さい人の身長って    気になるじゃないですか    世界一身長が高い人を目の前に    身長のことが気にならない人    なんていませんよね?    それと同じ理屈です」     筑井「で、僕はすご~~っく小さい人に当たるわけね」 美海「い、いやそういうわけじゃないんですけどね…!    まあ、でも私たちに比べれば    少し小さいかなって…‼」     筑井「別に気を使わなくていいよ。    僕は気にしてないし。」    一般人と比べても確かに    小さいほうの僕だけど    彼女らは一般人に比べればはるかに巨大、    もう小ささとかどうでもよくなってくる。    別の生物と大きさを比べて悔しさを感じる    人はそうはいないだろう。    それと同じ理屈だ。

美香「それじゃあさっそく身長から…。」    美香がメジャーを取り出す。    相当屈みながら僕の頭にメジャーをあてた。 美香「えっと…。142㎝ぐらいかな」    周りの女生徒たちがその数字を聞いてどよめく。 美海「142㎝なんて私たちみんな4歳のころには    超えてるはずよね…。    なんて小さいの可哀そう…」     筑井「可哀そうはないだろ⁉」 美海「あ、ごめんなさいつい本音が…。」 美海「そういばさっきまで見ていた…」    すると先程まで見ていた冊子を手に取った。 美海「ビキニのサイズって言うよりバストサイズより    ずっと小さいんですよね。」 美香「抱きしめてもらうことも    できないなんてちょっと残念ですね」

美香「でも私なら、先輩のこと抱きしめられますよ、    ほら!こんなに簡単に!」        急に胸へ引き寄せ抱きしめられる。    彼女の大きさを考えれば    両手で僕を包み込めそうだ…。     美香「ぬいぐるみみたいで可愛い…    それに先輩…いい匂いがする」     美海「ちょっと美香!勝手なことしないで」    周りからの視線がきつい…。    今抱きかかえてる彼女も    よくこの状況でこんなことができるものだ…。        共学なのにほぼ女子高状態と化してるから    溜まるものも溜まってるのかもしれないが…

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