相撲界の憂つ

横綱桜富士がついに100場所連続全勝優勝を達成しました。

しかし相撲協会としてはこれを深刻な問題として捉えています。
強い相撲取りが現れない為、人気は衰退しているからです。

それは男性の縮小化が問題となっています。

3年前に変更した新弟子検査基準が今年再び変更になりました。
前までは体格は身長167cm以上、体重67kg以上が基準であり、
3年前にこの基準を通る新弟子候補がいなくなるという事態に
協会は160cm以上体重60kg以上としました。
しかし今年再びこの基準を通る新弟子がいなくなり、
今年は150cm以上体重40kg以上としました。
この結果、多くの新弟子が合格しました。

桜富士は、身長195cm体重160kgとこの時期にしては特出してました。
なので新弟子の頃から当時の横綱にも勝ってしまいました。
それからと言うもの桜富士は愚か170cmを超えるような
新弟子は年1人いるかいないかの状態でした。
そんな状態であるので初場所から桜富士は負け知らずのまま
もう17年目の相撲生活を迎えました。
ライバルと言える力士も現れません。
大関ですら体格では160cmも無く小ワザが効いた力士です。
ただ桜富士がドッシリ構えてしまうと小ワザは、
全く効かず桜富士の力技で全勝をもぎ取ります。

そんな相撲協会に解散を求める動きが国会で起きています。

国会では、多くの女性議員が増えています。
それは、男性の縮小化とともに女性の巨大化が起因しています。
既に体格は逆転しその体格差は年々広がるばかりです。

その結果、女性の社会進出が始まり、男性の主夫化の傾向になりました。

ある日、桜富士がいる部屋に国会議員が視察に来ました。
来期の予算を組む為を視察し、今後の方針を検討する場でした。

国会議員が部屋の前に訪れると協会理事がを出迎えた。
理事は国会議員に挨拶しますが理事を囲む訪れた国会議員5名は、400cmを超えており、
170cm程の理事は空を仰ぐように挨拶しています。
理事の目線に入ってくるのは、スーツでも隠しきれないほどの巨大なおっぱいで
議員も微笑みながら話を聞いています。

そして部屋の中に案内されました。
この部屋は最近、親方の意向で女将さんが不自由無く行動できる様に建て替えました。
なので議員も不自由なく移動出来ると言うことで、この部屋の視察となりました。

中では、稽古真っ最中で土俵の上に力士が稽古しています。
その稽古場に親方がおり、厳しい言葉が飛び交います。
そんな様子を議員が見て議員同士で小声で話をしていますが
理事はその様子が気になりますが高すぎて声が降りてこない。
理事が気になる所に女将さんがお茶と座布団を持ってやってきました。

女将さんは、議員よりも一回り大きく笑顔で議員と話をしています。
打ち解けた議員もその場に座りお茶を飲みながら稽古を見ることになりました。

すると議員から体験してみたいと言う話が出たが女将さんが断りました。
それは、どんなに鍛えた力士でも今の女性には勝てないと言う説明をしましたが
議員達もそれは分かった上で普通の男性とどれだけ違うのかを体験したいという事でした。
相撲を通してどれだけ男性が社会的地位を得られるのかを自らの体で感じてみたいと言うことで
それには女将さんも断れませんでした。
女将さんの言葉に親方も仕方ない顔を浮かべ、理事も不安な顔を見せていました。

一人の議員が水着に着替え土俵に下りました。
議員の前には4人の力士が並びました。
4人の力士は160cmほどで男性の中では長身であるが議員は462cmで体格差は300cmもあります。
体重は体格が良い力士たちの平均は90kgですが議員は410kgで4人合わせても足りません。

力士は、毎日稽古を行なっているだけあって体格は良く、街ではあまり見かけません。
そんな力士でも議員のような女性の前では、小動物に等しいくらい小さいのです。
ポチャリとした体型とその影響なのか議員の中では一番の爆乳と男性の中では噂になっているので
水着姿には、力士など男性人は迫力に押されてました。

議員は、前回の選挙で初当選した新人議員で最年少の21歳です。
今まで勉強ばかり行ない特に運動をした事がありません
なので周りの新人議員からも運動オンチ議員として有名でした。
小さいけど毎日稽古してる力士に恐怖を感じていました。

土俵に議員が仁王立ちになると力士では広かった土俵も小さく見えます。
その前には腰にも届かない力士達が勇ましく見上げています。
でも議員は不安な表情です。

その姿に女将さん、他の議員も今にも笑い出す様な顔をしています。
逆に男性は真剣な顔です。

仁王立ちの後、4人の力士が蹲踞や四股を踏んだりするのを真似て議員も行います。
真似てやってるのでギコチない動きですが、大きく上げた脚を降り下ろした時の
迫力に4人の力士は、尻込みをしてます。
一方の議員は、真似てやっているので合っているか不安な顔をしています。
そのまま立合いの状態になり、議員は仕切り線に手を置きますが
足の位置が俵を越えてしまわない様に窮屈な体勢で前のめりになっています。

4人の力士は、その姿に緊張が走ります。
自分たちにとっては大きな土俵がこの議員には窮屈になっています。
力士からは体格から小さいが力士には大きな顔があり、その奥には、
今にもビキニからこぼれそうなほど歪んだ大きなおっぱいは
力士一人では抱える事が出来ません。

行司が号令を掛けると力士が一斉に議員に飛び込んでいきます。
力士二人が足元を狙う為に胸元に飛び込んでいきます。
その勢いにビックリした議員が不意に体勢を上げようとした時でした。
飛び込んだ力士二人が巨大なおっぱいに激突し
そのまま土俵の外にひとたまりも無く吹き飛ばされてしまいました。

議員は、ただ体を上げただけなのに吹き飛ばされた力士にビックリしてました。
その様子に女将さんと見学してる議員は声を上げて笑っていました。
力士を含む男性は、吹き飛ばされた力士に唖然としていた。
しかし相撲の決着は付いておらず残る力士二人が立ち上がった議員の片脚を取り
脚払いの要領で倒そうと試みました。
必死の形相で脚に向かう力士ですが、議員は先ほど吹き飛ばした力士を心配して
そちらに向かう為に脚を上げそのまま前に進むと押し倒そうとしていた力士ともに
脚を出したので力士一人が脚に掴み切れず飛ばされてました。

その様子に議員がビックリして、まだ試合の最中である事を思い出しました。
残った力士は、議員が脚を地面に置いた瞬間に離れ間合いを取りました。

両者が見合う形になると再び力士が勢いをつけて議員の脚を狙いました。
その衝撃がくると考え議員は、我慢しようと目を瞑り力を込めましたが
何かが触ってる感覚があるので目を開けてみると力士が必死に脚を押しています。
その力の無さに議員は、小指を力士のまわしに引っ掛けて持ち上げてしまいました。

最初は驚いていた議員もまさか力士がこんなに弱いとは思っても見なかったので
その心配した恥ずかしさに笑っています。
力士も一生懸命この状況を打破しようと暴れるが持ち上げられた高さから落ちたときの衝撃を考え
観念して大人しくなってしまいました。

その様子に議員は再び屈み込んで既に敗戦して呆然と見上げている力士達に向けて
小指に引っ掛けた力士を放り投げその力士ともども再び土俵の淵から転げ落ちてしまいました。

結局、これだけ体格差が付いてしまうと、どんなに鍛えた力士であろうと運動オンチな女性で
あろうと相手に出来ないと言う事を実感できる結果でした。

この結果に議員達も納得しています。

この後、議員にちゃんこ鍋が振舞われとても美味しいと好評でした。
たがその量たるやこの部屋で1ヶ月でした。
食事中も新人議員が座ってる横で力士達がまだ挑んでいる。
でも新人議員は、その弱さを知ったので片手で4人をあしらっています。

最後に議員と女将が立って話をして色々な部屋の事情を聞いていたが
その声は、一切男性には届かなかった。

それから視察に来た議員達は相撲の存続に動くことになった。
しかも今の女性禁制のままで男性力士の大相撲推進に向けてである。
ただし条件もあった、それは部屋に女性が入れるように改築する事と国技館も女性が観戦できるようにしたのだ。

また、理事にも女性が入り色々な指導が入る事になりました。
その結果、横綱富士桜は相撲界から去ることになりました。
大相撲の身長規制が165cm以下となり桜富士は不適合のため今後相撲が取れなくなったのです。
桜富士は抗議しましたが500cmを超える女性理事の前では聞いて貰うことすら出来ませんでした。

再び、相撲人気が起きました。
それは相撲観戦者に女性が増加したためです。
閉鎖的な環境を作りその中で同レベルの力士が争う事で人気が出たようです。
小さな体でぶつかり合うので迫力はありませんが、その一生懸命な所が受けているようです。

また力士にとっても他の職業よりも稼ぎが良いので必死に頑張ると言うサイクルが生まれました。

こうして日本の国技は守られていきました。